環境を守るためのマナー

ゴミは必ず持ち帰る

野湯にはゴミ箱がありません。食べ物の包み・ペットボトル・タバコの吸い殻まで、すべて持ち帰りましょう。「自分が出したゴミではない」ものでも拾って帰る姿勢が、野湯コミュニティの文化を育てます。

石鹸・シャンプーは絶対に使わない

野湯は自然の水系に直結しています。石鹸・シャンプー・ボディソープ等の合成洗剤を使うと、河川や土壌を汚染し、周辺の生態系にダメージを与えます。野湯に来る前にシャワーを浴びておくのが理想です。

周辺の植物・生き物に触れない

山の植物や川の生き物は繊細です。必要以上に採取・捕獲しないようにし、踏み荒らしも最小限にとどめましょう。

他の利用者への配慮

混雑時は譲り合って入浴する

人気の野湯では複数グループが重なることがあります。無言で占有せず、「あとどのくらい?」と声をかけ合うのが気持ちの良いマナーです。長湯も控えめに。

大声・音楽を流さない

野湯の魅力のひとつは静寂です。Bluetoothスピーカーで音楽を大音量で流したり、仲間内だけで盛り上がって大声を出したりするのは他の利用者の迷惑になります。

写真・動画の撮影は許可を得る

他の入浴者が映り込む写真・動画の撮影は、必ず許可を得てから行いましょう。特に混浴の場合は細心の注意が必要です。

⚠️ SNS投稿の注意 野湯の場所をSNSで公開しすぎると一気に混雑し、環境が悪化するケースが多発しています。ピンポイントのGPS座標や「秘密の場所」と強調した投稿は避け、地域名程度にとどめる配慮が大切です。

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法律・ルールに関する注意事項

私有地・立入禁止エリアには入らない

「野湯があるから」という理由で、立入禁止の看板や柵を無視して侵入することは不法侵入になります。アプリや口コミでアクセスの合法性を事前に確認しましょう。

国立公園内での入浴ルール

一部の国立公園・自然公園内では、指定区域外での入浴が禁止されている場合があります。現地の掲示や環境省・林野庁の情報を事前に確認してください。

温泉法に基づく許可

温泉の採取・利用には温泉法の規制があります。個人が楽しむ範囲での入浴は問題ない場合がほとんどですが、湯の採取・引湯等を行う場合は都道府県の許可が必要です。

マナーを守ると野湯は守られる

近年、マナー違反が原因で閉鎖・立入禁止となった野湯が増えています。一人のマナー違反が、多くの人の楽しみを奪うことになります。野湯の文化を未来に残すため、ルールを守って楽しみましょう。